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2007年03月09日

ジュネーブモーターショー2007開幕

ジュネーブモーターショー2007開幕

欧州3大モーターショーの一つ、ジュネーブモーターショー が8日から開催されている。今年はジュネーブで初めて登場する中国メーカー、ブリリアンス・ジンベイ ( Brilliance JinBei ) が出展し、欧州市場へ乗り込んできたことが話題を呼んだ。

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今回、ジュネーブでブリリアンスが出展したのは3車種のみ。まずは、販売が始まった大型セダン「BS6」。後ろ姿が「マセラティ」を想い起こさせるのはイタリアデザインだからだ。値段は2万ユーロ ( 約300万円) でライバル社の相当する車より20〜25%割安だ。他の2車種は認可を申請中だが、2007年末には販売予定という。
中国車の品質について質問するとアジーオートのエリザベス・ユング社長は「デザインはイタリアのジウジアーロやピニンファリーナが手掛け、エンジンは三菱、車体はBMWの協力を受けているので高品質」と自信満々だ。また、「欧州市場に出回るのに日本車は20年、韓国車は10年かかったが、中国車は5年で十分だ」と語り、2010年までに7万5000台の販売を目標にしているという。



環境問題に関心が高い欧州での対策として今年も、それぞれ環境に優しい車の提案が相次いだ。
なかでも、オーダーメイドの車を作るスイスの自動車会社、リンスピードのプラスチックの透明な「エグザシス」がひときわ目立った。社長のフランク・リンデルクネヒト氏は「これは将来の方向性を示すコンセプトカー。軽く、燃費が良い車でどんなものができるかを探った」と語る。
ポリカーボネート透明樹脂を使用した車体は750キロ ( 通常の半分の重さ ) と軽量。燃料には再生可能のバイオエタノールを使用のため二酸化炭素排出量が走行距離1キロにつきわずか20グラム(普通車は190グラムほど)という。
「プリウス」でハイブリッドカーのリーダーとなったトヨタも将来のエコカーのコンセプトとして「ハイブリッドX」を発表。「ハイブリッドカーはバッテリーが場所を取るので快適性において劣るという批判への逆提案です」とトヨタヨーロッパの片岡誠一郎氏。
この他、富士重工が開発した世界初のスバル水平対抗ディーゼルエンジンを披露、フォルクスワーゲンも低燃費車ブルーモーションの新型「パサートブルーモーション」を、ホンダがハイブリッドのスポーツカー「小型ハイブリッドスポーツコンセプト」を発表した。

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posted by kotsujiko : 2007年03月09日 16:12

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