自動車関連ニュース
2005年10月01日

次世代の自動運転技術

次世代の自動運転技術 トヨタ・GM共同研究

トヨタ自動車と世界最大の自動車メーカー、米ゼネラル・モーターズ(GM)が、安全運転を支援する「自動運転技術」の共同研究を進めることで合意したことが29日、明らかになった。

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無線通信によって複数の車が互いの位置を確認しあい、車の走行を自動制御するもので、事故防止や渋滞解消のために導入が始まったITS(高度道路交通システム)で中核となる安全技術だ。世界の自動車メーカーが開発にしのぎを削る分野だが、世界の2強が手を結び、一気に世界標準を狙う。
共同研究では、無線通信システムや車の自動制御の方法などが中心テーマとなる。さらに、信号機や交差点などに設置された通信装置から電波を受けて、対向車や交差点に近づく他の車の存在を運転者に知らせたり、自動的に減速して車間距離を一定に保ったりする仕組みも研究する。
この機能が実際に車に搭載されれば、交差点などでの衝突事故を未然に防ぐことが可能になる。さらに、将来的には、ハンドルやアクセルなどの操作をせずに目的地に向かう「自動走行」に近づくと期待されている。

ITS

インテリジェント・トランスポート・システムの略。
最先端の情報通信技術を用いて、事故防止や渋滞の緩和を図る技術。高速道路の料金所のノンストップ自動料金収受システム(ETC)や自動車に渋滞情報などを提供する「VICS」などで実用化されており、将来は自動運転技術の確立が期待されている。

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posted by kotsujiko : 2005年10月01日 15:28

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