自動車関連ニュース
2005年11月05日

逆走防ぐ路面表示

山陽自動車道 吉備SA

逆走防ぐ路面表示 山陽自動車道・吉備SA

山陽自動車道・吉備サービスエリア(SA)の進入路に、進行方向と反対に走る「逆走」の防止対策として新たな路面表示が登場した。SAの入り口から誤って本線に出るケースが後を絶たないためで、逆走したドライバーに「行き止まり」に見えるようにした。こうした試みは旧日本道路公団が管理する高速道路では全国で初めてという。

[スポンサーリンク]

県警高速隊によると、高速道路での逆走は04年が31件、今年も既に15件発生。死亡事故には至らなかったが、人身、物損事故が1件ずつあった。
ほとんどの場合が高齢者で、SAやパーキングエリアで休憩した後に本線に戻る際、出口を間違うケースが多い。「SAが広くて、正しい方向が分からなくなってしまった」と話す人が少なくなかったという。
「高齢者ほど自分の進みたい方向に進む傾向があり、標識や車の流れが目に入らなくなるようだ」。SAへの進入路にはこれまでも「逆走中 止まれ」と書いた看板などを道路脇に設置していたが、逆走車はこれらを見落としていた。

「行き止まり」に見える工夫



このため、道路を管理する西日本高速道路と県警高速隊は、道路上に目を引く表示があればSAでの逆走を防げるのではないかと考え、10数種類のデザインの組み合わせを替えるなどして試行錯誤を繰り返してきた。
出来上がったのは、大きさの異なる三角形を並べたのこぎりの歯のようなデザイン。逆走ドライバーに進路がふさがったような印象を与え、それ以上の進行を思いとどまらせる効果を狙った。
本線からSAに入るドライバーから見ても、道が狭まるように映るため、より着実な減速が期待でき、「SA内での速度超過による事故が減らせるのではないか」という。

[スポンサーリンク]

交通安全 お役立ちリンク

警視庁 交通安全
事故防止、トワイライト・オン運動&リフレクター運動、飲酒運転NO、交通安全講習など

交通事故と自動車保険ナビ
交通事故の処理の流れ、示談交渉、自賠責保険の解説と支払い方法、任意 保険(自動車保険)の解説と契約時の注意点の解説など

自動車保険の基礎知識~交通事故の恐ろしい実態
インズウェブなら各社の自動車保険の見積りを無料で〜毎年100人に1人が人身事故の被害者に〜

自動車保険~事故時に役立つ無料相談窓口一覧
交通事故の処理に必要な知識、事故時のノウハウと自動車保険料請求の基礎知識など

posted by kotsujiko : 2005年11月05日 14:18

Previous « 交通安全 30日作戦 | コルトに一部改良&特別仕様車 » Next

“逆走防ぐ路面表示”へトラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kotsujiko.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/178

“逆走防ぐ路面表示”へコメント

[スポンサーリンク]