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2006年01月03日

交通事故死者数、49年ぶり7000人下回る

交通事故死者数、49年ぶり7000人下回る

昨年1年間の全国の交通事故死者数は、前年より487人(6.6%)少ない6871人で、1956年以来、49年ぶりに7000人を下回ったことが2日、警察庁の集計でわかった。

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交通事故の死者数の減少は2001年から5年連続。また、一昨年まで過去最悪を更新していた交通事故の発生件数と負傷者数も、3年ぶりに前年を下回る見通しとなっている。
交通事故による死者数は、1988年に1万人を突破して以降、1992年(1万1451人)まで増加したが、その後は減少傾向にあった。
死者数が減っている要因について、警察庁は、法改正による罰則強化などで飲酒運転による死亡事故が大幅に減っていることや、若者の死者数が減少傾向にあることなどを挙げている。
1〜11月の交通事故の状況で見ると、昨年の飲酒運転による死亡事故は634件で、10年前の1248件からほぼ半減。また、若者(16〜24歳)の死者数は772人で、1995年の約3分の1にまで減少した。一方で、65歳以上の高齢者の死者数は2635人で、前年同期と比べて71人減少したものの、全体の42.5%と高い割合を占めている。
2002年6月に施行された改正道交法では、飲酒運転の罰則を大幅に強化。2004年11月には、飲酒検知拒否に対する罰則も引き上げられ、運転中の携帯電話の使用にも罰則が科せられることになった。
こうした法改正による効果のほか、昨年の運転者のシートベルトの着用率が92.4%に達するなど、安全教育が浸透してきたことや、エアバッグの標準装備など自動車メーカー各社が安全性の高い車の開発に力を入れていることも影響しているとみられている。

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posted by kotsujiko : 2006年01月03日 07:38

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